今年に入ってから、低周波騒音症候群(通称)の症状が出始めたので、発生源や対処について、毎日のように調べていた。
個人的な調査により、付近一帯で、24時間、一定の低周波が測定されることがわかった。
当初、犯人はヒートポンプユニット内蔵の家庭用機器かな? と予測していた。
たしかに夜10時から翌8時頃までの数値が、他の時間帯よりも上がるので、その可能性は非常に高い。
しかも、近所で軽く聞き込みをしたら、直線距離で50mもいかない一軒家に、三菱のエコキュートが設置されていることがわかった。
じゃあ、付近一帯で出ている低周波は、何から出ているのか?
携帯電話基地局が怪しい。
それが、2社の2基、付近にある。
ぼんやり考えてみても、「携帯電話の電波は、たぶん毎日同じ強さの電波を出してるんだろうな」と想像がつく。
そこで、基地局の規制について調べてみた。
結論から言えば、1基ごとの規制はあるが、「同じ企業または2社以上が、2基以上を至近距離に建てる時は、xxキロ以上間を離さなければいけない」といった規制が無い。
なおかつ、総務省は、基地局から出る電磁波の上限を決めているが、低周波を含む10kHz以下の電磁波については規制していない。
もし万が一、どこかの企業の基地局が、一般的に測定可能な電磁波と共に、10Khz以下の低周波を毎日規則正しく発信していて、似たような基地局が非常に近い距離にもう1基あれば、電磁波は共振して強くなる。
1基なら基準内だったのに、2基が接近して建てられることにより、それらの間の地域では基準を超える測定値が出る可能性がある。
でも、国による規制が無い。
繰り返すと、まず電波を管理する総務省が、1基あたりの10kHz以下の規制をしておらず、2基以上を至近距離に建てる場合の規制をしていないのが問題。
そして環境省も、これに関して、特に規制は無いようだ。
総務省の中の人に言わせれば、「10kHz以下の電磁波については、経済産業省の管轄です!」という話だけれど、経産省って、たぶん、携帯電話基地局は担当外じゃないかなぁ?
ちなみに、ヒートポンプユニットに関して、昨年末に、事故調査委員会が「健康被害が出そうですよ」という調査結果を出した。
その結果はメーカー各社に伝えられたような噂を聞いたけれど、今の所、エコキュートやエネファーム、エネファスといった製品のリコールに関する動きは全く無い。
話を戻すと、携帯電話基地局に関して、後は、低周波や電磁波が公害になっている場合は、環境省が頼りだけれど、そこもちょっと……、なんだかねぇ……。
お茶が濁ってる!
個人的に「国で規制できなくても、市町村で規制すればいいじゃん!」と思うんですが、痛い思いをしてる人が色々調べたり行動したりしても、ぬるま湯に浸かっている人々は、そこから決して出ようとせず。
ここまで書いておいて何ですが、結構ビビりなので、コメント欄は閉じておきます。
炎上しないとは思うけど、念のため……。
健康に被害が出ない健全な環境で暮らしたいです。
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